看護師がスキルアップにつながる資格の取得を行うと、仕事へのモチベーションアップにつながります。患者への対応の幅も広がるので、新たなやりがいを見つけることにもつながります。
認定看護師の資格には幅広い分野があって、どの取得を目指すかがこれから先の働き方にもつながるので、よく検討をすることが重要です。

認定看護師を目指すには、看護師免許のほかに実務経験が必要で、通算で五年以上あることが欠かせませんが、その五年のうち三年以上は、認定看護分野での実務研修を受けている必要があるため、取得を目指す方は、早い段階から分野を決めて知識と技術を身に着けておく必要があるでしょう。
勤めているクリニックによっては、取得が難しい場合もあるので、場合によっては転職も検討する必要もあります。
取得条件を満たしていても、認定看護教育機関での六ヶ月・615時間の教育課程を修了して、筆記試験を受けて合格する必要があるため、勤務先の理解も必要になってきます。
無事に認定看護師として合格し、認定証の交付や登録が行われたとしても、五年ごとに更新があり、日ごろから実績を積み上げて研さんしてきたことを認められないと、更新がかなわなくなってしまいます。
したがって、取得後も知識や技術の向上を常に行う気持ちがなければ、資格を維持していくことも難しいでしょう。
教育機関の入試情報の確認は常に行い、定員もありますから資格取得に向けて早めの行動が重要です。